オンラインスクールのデメリット

今、オンラインスクールで勉強するエンジニアやプログラマーが増えている。パソコンやスマホ、タブレット端末を使っての講習や研修、技能実習などが行われているのだ。ネットワークサービスの台頭により、オンラインスクールを使う企業が増えたのは事実だが、そこに待ち受けている苦悩や課題が多いことにも注目しなければならない。いくらオンラインの精度が向上したとしても、実際に会って行うことに比べれば、どうしても内容に不満が残ることになるのである。

エンジニアには、常に新たな問題や課題を解決することが求められる。そして、それが次につながるのだ。オンラインスクールでの具体的な問題や課題としては、その場の微妙な空気や雰囲気が伝わらないという点が挙げられる。微妙な空気が伝わらなければ、どのタイミングでどんな行動をすれば良いかがわからない。やはり、エンジニアが活躍する企業や情報通信事業者の業務でも、現場が最も重要といえるのではないだろうか。オンラインスクールの内容が良くなっても、臨場感という意味では現実の現場に勝るものはない。

また、テレワークや在宅ワークなどの広がりにより、オンラインスクールにも注目が集まってきている。ネット上でも、多くの業者がオンラインスクールの運営を手がけているのが現状だ。いかにして多くの受講者を集められるかで、スクールの安定運営が左右される。次世代を担うエンジニアやプログラマーを輩出するための模索が続くのだ。